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2008年2月

2008年2月29日 (金)

【梱包編】その1

2007年10月ある週末 あちらの流儀

今年3月にオランダのキュレーターMachielが1週間ほどの来日を果し、オランダ個展に向けて、主要なプリントを選んだ後は、日本⇔オランダとの間はメールでのやりとりが主でした。といいつつも、Machielはまるでジプシーのように、イタリア、チェコスロバキア、ドイツetc・・・とあちらこちらを飛び回っているので、音信不通になることもしばしばでした。私達家族とMachielの間で、コーディネータの梶村さんはさぞ気苦労されたこととおもいます。いつも、先手先手で細やかな連絡を入れてくださり本当に心強かったです。ありがとうございました。

にしても、日本で順々に仕事が進むことに慣れている私たちにとっては「こんなペースで、本当に個展は実現するのだろうか?」と思えるぐらいのマイペースな進展でした。と、心配しているのは日本人の性なのか、実際オランダではあちらの流儀で仕事が進み、Machielのプレゼンテーションもうまくいき、個展の企画は確実になってきていました。後から知ったことですが、欧米の写真展などの企画は2,3年かけて準備することが普通だそうです。

そして、会期が2008年の始めの頃になりそうだ、という情報が入ってから最初の依頼は、「プリントを安全に、確実に、オランダへ送ること」でした。海外に大量のプリントを送ったことなど今までなかったので、初めてのことばかりでしたが、大きな手順としては、プリントリストの作成→プリントの梱包となります。しかし、この一連の作業が大変な作業になるとは、正直予想外。かくして、この頃からプリントと対面せざる得ない週末が続くのでした・・・。

梱包編 つづく

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2008年2月27日 (水)

Machiel Botman 3度目の来日 最終日

2007年3月3日 サヨナラ、そして、また!

Machielがオランダでの鈴木清個展にむけて3度目の来日を果し、スタジオでの濃厚な時間を過ごすのも今日が最終日。正直、数千点に渡る写真をこの短期間で選ぶことができるのか、という不安もありました。でも、いつも細やかな気遣いをして下さったコーディネーターの梶村さん、緑に囲まれた広い写真スタジオというこの上ない素晴らしい環境を貸してくださった大久保さん、写真の運搬から分類、時には時代背景の説明をしてくださった小椋さん、長岡さん達のおかげで予定以上の成果を持って終えることができました。Machielの満足気な顔やはやくオランダに帰って、色々進めたいような気持ちが伝わってきて、今回の来日の成功を実感しました。

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Machielがコーヒーブレイクに座っていたベンチ。横浜とオランダはここでつながっていたのかも

ハイエースに荷物を詰め込み、7日間お世話になった大久保さんのスタジオを後にし、写真を収めていた自宅近くのレンタルルームへ。その後、わざわざ元村さんがMachielが日本を発つ前に、と横浜まで来てくださいました。

元をたどれば、元村さんの仲介でMachielと私達家族があってから2年前。そこから、いつの間にかプリントを選ぶまでになっていました。元村さんをはじめ、多くの方のご協力がなければ実現しなかったことです。

父が亡くなって、「また、鈴木清の写真がみたい」というメッセージをよく頂きます。特に若い方から。今回の来日が、オランダという日本から遠く離れた異国の地ですが、そのメッセージに少しでも応えられる最初の一歩になれば、と願っています。

この翌日、Machielは無事オランダに到着し、次のメッセージをくれました。

「・・・(略)・・・オランダに戻ってから数日間はまだ、横浜にいるような感覚だった。それだけ、横浜で過ごした日々は素晴らしい日々だった。あのスタジオにいた誰もが鈴木清の写真にインスパイアされたと確信しているし、そして、鈴木清からのプレゼントだったとも思う。このような美しい時間を過ごさせてもらって、本当にみんなに心から感謝している。ありがとう!・・・Machielより・・・」

Machielも私達もみんな同じ気持ちです。

この後、ちょっとずつですが、確実に鈴木清オランダ個展に向けての道が見えてきました。その様子については、また、ご紹介していきたいと思います。

Machiel来日編 終わり

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Machiel Botman 3度目の来日 六日目

2007年2月28日 大きな一歩

この6日間でオランダ個展に向けて選んだ写真は約200点。その大半は時期をみて航空便で送ることになりますが、Machielがオランダで個展の企画を考えるために、ダミー、数点のコラージュを手持ちで持って帰ることになりました。その中には、写真集や個展では使ったことがなく、自宅に飾っていたものも含まれています。今まであった絵がなくなった壁はちょっとさびしいですが・・・。

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最後に気になった写真を外で撮影。こんな姿、どっかでみたような・・・

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大久保さん、本当にありがとうございました!

最後はスタジオを快く貸してくださった鈴木清の生徒さんの大久保さんにMachielが自分の写真集をサイン入りでプレゼントしていました。Machielはキュレーターであると同時に、自身も写真家です。深いまなざしのある写真です。また、彼自身も鈴木清と同様に写真集をつくるプロセスを楽しみ、写真集に示していました。それも彼が鈴木清を深く理解した理由の一つだと思います。

明後日は荷物の撤収が主なので、作業も実質今日が最終日。とても濃厚な日々でした。オランダに向けての大きな一歩です。

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Machiel Botman 3度目の来日 五日目

2007年2月27日 視線の先には、ダミー

Machielの来日も5日目を迎え、作業も佳境に入ってきました。オランダ個展に向けてのプリント選びはおおかた終わり、イメージもかなり出来上がってきた感じがします。

この5日間、Machielのそばで作業を見守っていただけの私ですが、Machielの視線の先、イメージの先には、いつもダミーがありました。おそらく今回の個展の要となるのはダミーなのでしょう。ダミーはいつも父が写真集をつくる際に、写真集の構成を考えるため、プリントをコピー(普通に街のコンビニで!)し、アラビア糊とハサミで切ったり貼ったりをして作っていたものです。ダミーは写真集によっては、3冊あったり、仕上がりもその変遷も違うものがあります。これは、また一つの写真集のよう。

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ダミーとプリントを並べてみる。ダミーにはいくつもの書き込みがあり、いつも持ち歩いていたのでくしゃくしゃ。時に、どっちがダミーでどっちが本当の写真集かわからないことも。

Machielはプリントと同じくらい、もしくはそれ以上にダミーに対してとても深い感動のような感情を感じていたようです。ですから、今回の個展にダミーがどのように表現されるのでしょうか・・・。

集中した作業が続き、そろそろお腹がすいた頃、スタジオを貸してくださっている大久保さんが大久保さんのお嬢様の「桃の節句」のためにつく、お餅つきにMachielや私達をご招待してくださいました。杵と臼でもち米からつく本当のお餅です。そして、わざわざきれいな雛人形まで飾ってくださいました。

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ついたお餅はお雑煮、あんこ、きなこ、大根おろしでいただきました。やわらかくっておいしい~

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初めてみる雛人形に興味津々、きれいでしょ?

大久保さんの温かいおもてなしに、Machielは本当に喜んでいました。最後は、大久保さんが履いていらした5本指ソックスをとても面白がり、それをプレゼントされてご機嫌。大久保さん、本当に色々ありがとうございました。

Machielの在日もあとわずか、これからは詰めの作業です。つづく

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2008年2月26日 (火)

Machiel Botman 3度目の来日 四日目

2007年2月26日 プレオランダ個展!

今日はコーディネーターの梶村さんや昨日まで来てくれていた生徒さん達もお仕事でスタジオにはこられず、Machielと私の二人きりの作業です。といっても、緊張しているのは私くらいで、Machielは朝の仕事前のコーヒーを飲んでリラックスしている様子。

Machielは昨日一通り目を通して個展用に選んだ写真を、会場のレイアウトをイメージしながら組んだり並べたりしています。時には、私に「このプリントはこのように、きゅっと固めて組んで見せるんだ」とか「これは、同じ写真なのに反転して焼いていて面白いね、大きいのも、小さいのも両方使おう」とか説明をしてくれます。さながらプレオランダ個展状態!そんな状況で、私の緊張もどこかへ飛んでいき「Wonderful!」の連続です。

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「天幕の街」のプリントを並べて、オランダ個展が突如出現!やっぱり、白黒、好きだなぁ

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スタジオの近くの梅の木です。まるでMachielを歓迎しているよう

こんな調子で作業は着々と進んで行きます。季節はちょうど梅の季節。明日は、スタジオを貸してくださっている大久保さんがおひな祭りの餅つきをしてくださるそうです。でも、これはMachielに内緒ということで・・・。 つづく

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2008年2月17日 (日)

Machiel Botman 3度目の来日 三日目

2007年2月25日 キックオフ!

さて、今日からオランダ展にむけて本格的な作業に入ります。今日のメンバーは、キュレーターのMachiel、コーディネーターの梶村さん、鈴木清の生徒さんであった小椋さん、長岡さん、家族のフルメンバーです。ちょうど梅が咲き始めたうららかな日でした。

さて、これから作業というときに、Machielがおもむろにマジックをとり、プリントを収めていたボックスになにやら書き始めました。それは、今回の写真展の会場となるギャラリーの間取りでした。あまり会場についての情報がなかったのもあり、本当にオランダで個展をやるんだなぁ、という実感が沸いてきました。

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Machielが描いた会場の見取り図。1階と2階に分かれていて、両方使うらしいです。結構、大きいなぁ

Machielはまずは、最初の写真集『流れの歌』のプリントから見始めました。この頃の作品は、鈴木清が自分自身で暗室で現像、焼いていたものがほとんどで、大きさも六切、四切が中心でした。同じイメージでも焼き加減が違うもの、大きさが違うものがいくつも出てきます。そういえば、私がまだ小さな子供だったころ、父は自宅とは別のアパートを暗室として借りていて、よくこもっていたことを思い出しました。子供ごころに時々いく暗室は暗くて、薬品くさくて、なんだか不思議な空間だったな、ということを思い出しました。

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プリントを並べて見入っているMachiel、見ているのは『ブラーマンの光』。すでに会場をイメージしているのでしょうか・・・

数あるプリントの中から、Machielは個展に使いたいプリントをどんどん選んでいきます。その速さに正直驚きました。きっと、なにか直感がそうさせているのでしょうか。選ぶ写真もいいものばかりで、はたでみている私たちも「うん、うん」という感じでした。そして、作業を進めて実感するのは、このような作業には、広くプリントを並べて俯瞰できるような場所が必要だということ。大久保さんにスタジオを快く貸していただけたことに本当に感謝です。

明日は今回の作業のヤマ場です。写真展の全貌が明らかになる!か?楽しみです。

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2008年2月13日 (水)

Machiel Botman 3度目の来日 二日目

2007年2月24日 負傷者出現

今日は明日からの本格的な作業に備えて、レンタル収納ルームにあるプリント、写真集などを大久保さんのスタジオに運びこみます。今日のメンバーは、鈴木清の生徒さんであった小椋さん、長岡さん。そして、私の大学院時代の後輩で現役学生のT君に参戦してもらいます。彼は写真が好きでかつボクシングをやっていたということで、彼以外は全て女性の中において非常に心強かったのですが・・・。

Machielと梶村さんとは、レンタル収納ルームで待ち合わせし、スタジオにもっていくものを選択してもらいます。プリントはもちろんですが、国内外の写真集にも非常に興味を示しています。彼なりに、鈴木清の目に映った色々な写真家と鈴木清との関係を思い巡らしているようでした。

そんな、こんなで、ハイエースも満杯状態。重たいものばかりなので、作業が終わるころには、唯一の若手男性、T君は腰を痛めてしまいました。無理を言い過ぎたかな、ごめんね、T君。でも、きっと今日目にしたプリントや写真集は他では見られないものだと思うので、許してください・・・。

大久保さんのスタジオに着いたら、明日の作業に向けて、写真集毎に大雑把にプリントを分類します。今回、Machielは写真集8冊をベースにして写真展の企画を考えようとしているようです。といいながら、鈴木清の写真は複層的で、同じイメージが自由自在に往き来するので、とても分類に困ります。「あ、これ絶対あの写真集」と思っても、写真集に載っていなかったり、写真集には使っていないけど、個展には使った、など序の口です。結局「?」ボックスをつくり、そこにもプリントの山がどんどん出来上がっていきました。

作業は大変でしたが、久々に写真集やプリントをじっくりみるいい機会でした。今まで見ているようで、見ていなかったところもあり、新しい発見がありました。さて、明日からは本格的な写真展企画に向けてプリントを選んでいく作業です。いったい、Machielはどんな作品を選んでいくのか・・・(つづく)

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2008年2月11日 (月)

Machiel Botman 3度目の来日 初日

2007年2月23日 Machiel再び

オランダのキュレーターMachielが鈴木清の個展準備の為に来日したのは実は今回で3度目になります。1度目の来日は2006年の春、2度目の来日は2006年の秋、そして、今回が3度目の来日となります。

前回の来日では、2日間という限られた時間の中で、自宅と自宅近くに借りているレンタル収納ルームの2箇所にある鈴木清のほぼ全作品に目を通しました。予想を超える作品の量とインパクトがあったようです。そしてこの2度目の来日が、Machielに当初イメージを超える企画を決定づけた、ということを後で知りました。

今回のMachielの来日日程は10日間、実質の作業時間としては5日間程度を予定していました。そのため、限られた時間の中を最大限に効果的な時間にするために、多くの方にご協力をしていただけました。

「全作品を並べられる広いスペースが欲しい」それが、Machielが今回の来日に際して要求した唯一のことでした。そして、実はそれが一番難しかったのです。

その問題を解決してくれたのは、コーディネータ梶村さんと旧知の仲であり、鈴木清の写真学校の生徒さんであった大久保さんでした、。大久保さんは横浜で写真スタジオを経営されていらっしゃり、緑の多い閑静な住宅街の中にある2階建ての素敵なスタジオを今回の作業のために快く提供してくださいました。

まずは、鈴木清の写真学校の生徒さんである小椋さん、長岡さんに手伝って頂きながら、自宅にあるプリント、写真集の山を自宅から30分くらいのところにある大久保さんのスタジオに持ち込みました。自宅だけでも膨大な量なので、この日のために慣れないハイエースを借りてなんとか、荷物を運び込んで、初日は終了です。夕方、Machielも成田についた足そのままでスタジオの様子を見に来ました。やはり、どんなところが気になっていたようですが、スタジオの雰囲気、周りの自然の様子もとても気に入ったようです。

さて、明日はさらにレンタル収納ルームにあるその他の作品、写真集などを持ち込みます。(つづく)

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2008年2月 7日 (木)

Machiel Botman 来日 二日目

2006年9月24日 心地よい疲れ

鈴木清オランダ展にむけて、オランダのキュレーターMachielの2回目の来日の最終日です。前日は、「鈴木清の全てがみたい!」という熱意におされ、自宅近くのレンタル収納ルームに行きましたが、今日はその続きです。朝から、レンタル収納ルーム前で待ち合わせでやる気まんまん。旅の疲れを感じさせません。

前の日にあたりをつけていたので、Machielはテンポよく重なりあったプリントの中から埋もれた作品を見つけていきます。気に入った作品は「Fantastic!!」、そのままにしておく時は「Stay」、時には口笛♪を吹きながら。どうも、Machielは気分がよく作業できてると、口笛を吹くようです。

この2日間、自宅とレンタル収納ルームとでみた作品の数は3000枚以上。ものすごい量です。こんなに鈴木清の作品を短期間で集中してみた人はいないはず。ものすごい集中力とエネルギー、そして鈴木清の写真への愛情を感じます。

Memo2   

Machielにはどんな個展のイメージが出来ているのか・・・楽しみです

作業終了後は近くの喫茶店で今後についての話をしました。一通り鈴木清の作品を見終わり、Machielは非常に満足げ。心地よい疲れとオランダ展に向けての夢が膨らむ濃厚な2日間でした。そして、今後はメールでのやりとりをすることを約束し、Machielは5日後に無事にオランダへの帰路につきました。

次回、3回目の来日の様子については近日中に更新予定です。お楽しみに・・・

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2008年2月 1日 (金)

Machiel Botman 来日 初日その2

2006年9月23日 もう一つの部屋にて・・・

オランダのキュレーターMachielが鈴木家にきて、初日はまだ終わっていません。急遽、「鈴木清の全ての作品を見たい」ということで、別の場所へ移動することに。

レンタル収納ルームは、自宅から歩いて20分くらいのところにあり、一応管理人さんが駐在していることになっています。ここには、自宅に置ききれないプリント、ネガ、個展で使った大型パネル、インスタレーションの小道具の他に、写真集以外の愛読書(特に志賀直哉とか・・・)、詩集、哲学書、画集などがあふれています。もともとは、鈴木清のアトリエ“gu-gan(愚々庵)”にあったものです。

ほんとにあふれてしまったので、当初1部屋だけ借りる予定が、2部屋になってしまったほどです。でも、これらの本や詩、絵画などが鈴木清の一部になっていたのかと思うと手放せないものばかりです。

写真集や画集では、今ではなかなか手に入らないものもあるようで、Machielは随分興味深げに見入っていました。例えば、渡辺克己さんの『新宿群盗伝』。ザラ紙に印刷したような写真集で、サインも頂いているのですが、「このタイトルの意味は?」って聞かれた時は困りました。「うーーーん」。でも、Machielもお宝な写真集を見ることができて随分楽しんでいたようでした。まさかこんな倉庫に来るとは思っていなかっただろうけど・・・

Souko2

倉庫の廊下に出されたダンボールの箱の山、本当は宝の山のはずなのですが・・・

ここも、見始めるとキリがないのですが、Machielは動物的なカンが働くのか、興味深いプリント、写真集などを手際よくみつけながら、一通り気が済むまで目を通したようです。(こっちは、荷物の上げ下ろしで腰が痛いです)

初日の作業はここまで。随分と濃厚な1日でした。でも、これがMachielとの2年にもつづく、信頼関係の始まりでした。いい時間をすごせました。

最後に明日の作業開始時間を決めて、バイバイしました。時間でだいたい5時ちょっとすぎ。さすがに働きマンな日本人と違って、ダラダラと仕事をしないのですね。確かにあれだけのイメージをみたら疲れただろうと思います。これからもよろしく、Machiel!

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